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キルギス南部の大学生対象に集中講座実施
キルギスタンは人口比にすると日本語を学ぶ人がとても多い国です。首都ビシケクに加えてイシククリ、タラス、ナルィンの各州で日本語講座が開かれているほか、南部のオシ大学、ジャララバード大学では専攻科目として教えられています。
ところがキルギス南部では常住の日本人が一人もいないため日本人の口から日本語を聞く機会がほとんどありません。オシ、ジャララバ ードの両大学から何度も日本人講師の派遣を要請されていますが実現するまでにはまだ少なくとも数年以上かかる見通しです。
そのため、年間の学事歴が終わった今年7月13日から17日まで、両大学の学生と教員をビシケクの日本センターに招聘し、1週間の集中講座を実施することになりました。受講料は無料で、往復の交通費はキルギス日本センターが負担しました。
5日間の短い期間でしたが、キルギス日本センターの日本人講師が毎日、各大学の成績優秀な学生5名計10名を対象に、3時間の授業と1時間の会話練習、さらに各大学1名計2名の教員を対象に2時間の教師研修を行いました。その成果発表を兼ねて金曜日の午前には2名の教師がそれぞれ模範授業を行い、午後には学生たちが折紙、習字、カルタ遊びなど日本の習慣、文化に触れる機会も作りました。
両大学からやってきた学生はオシ大学が1年生、ジャララバード大学が3年と4年生と習得水準が違うため短期カリキュラムを作るのに苦労しましたが、終わってみると学生たちは初めて日本人の先生から習う日本語に大きな刺激を受けて、9月の新学期から新たな気持ちで日本語学習に取り組むと元気一杯でした。
やはり、首都の大学で学ぶ学生たちに比べると到達度が幾分低いことは否めませんが、勉強にかける熱意は負けないと意気軒昂です。金曜日の晩の懇親会ではビシケク市内の日本食カフェで日本料理に挑戦しました。土曜日は番外で日本人講師の案内でビシケク散策を楽しみました。多くの学生が生まれて初めてビシケクに来たと聞いて、南部の厳しい環境で日本語を学ぶ学生たちに大きな贈り物ができたと日本センターの講師ともどもうれしい気持ちです。
今回初めて集中講座を実施するにあたり、その準備と授業を担当された尾崎先生、小関先生ご苦労さまでした。
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